悪夢について考える

普段寝る前にはなるべく自分の好きなものしか見聞きしないようにしている。寝る前にホラーなんかをみてしまったら夢にうなされるからだ。まあ逆に好きなものをみてから寝ればいいのだが、基本的に悪夢をみるとき以外は地震に気が付かないくらい眠りは深い。震度5でも起きないレベルだ。

 

私が悪夢を見るときのパターンは決まっていて、①内科的疾患、②仕事のストレス、③寝る前に怖い映像をみた、のいずれかだ。①の内科的疾患では大体血なまぐさい夢をみるがさして怖くはなく、絵的におどろおどろしいか不思議な夢ばかりで現実味がない。ただなぜかいつも嗅覚だけはある。②の仕事のストレスは一人で帰ろうとしてなかなか家に帰れない夢だ。現実のストレスが増えると大体怒り出す。そして自分の起こる声で目が覚めてまたすぐ眠る。夢の中で夢だと気づいているパターンが多い。③の寝る前に怖い映像を見たときはだいたいバンバン血が流れ、ゾンビが徘徊し、自分も刺されたりする。しかも臨場感がありすぎて起きた後気持ち悪い。

 

理由ははっきりしているから①②だったら現実的な解決をするだけだし、③は寝る前に怖いと感じるものを見ないに限る。ただし、部屋の前を通りがかった時にたまたま目に入ってしまったとか、作業中に音声が入ってきたとかでも悪夢を見ることが多いので、もう最近は少し時間をおいてから寝るようにしているが、そうすると中途覚醒率が高くてどうも困る。無理やり興奮状態を抑えて寝ようとするので反動で一時起きてしまうのだろう。

 

現実的な解決として寝る前に好きなことをして遊ぶようにしている。だいたいはMMORPGスマホでやるか、新作のゲームをプレイする。

農場ゲームやサンドクラフトなんかも好きだが、脳が興奮してやりこみすぎるので半オートでもまわせるMMOが楽だ。

深く寝るためには寝る前のスマホをやめましょうとよく聞くが、ゲームありのほうがとても疲れているとき以外は深く眠って7時間きっかりで目が覚める。

 

中途覚醒すると(だいたい23時か2時が多い)、そのあと朝まで眠れないパターンが多いがここで下手にベッドからでるとますます眠れなくなる。一度覚醒してしまうとなにかをやったところで眠くなるまですっと眠れたためしはあまりない。アプリを使った睡眠分析でだいたい5時間横になれれば一日の活動にあまり支障はないとわかっているから、軽くジムに行ってさっとシャワーを浴びれば翌日はすっきり眠れる。

器用なのか不器用なのかよくわからない仕様になっているなと思う。

 

でも最近どうも布団のせいだと気が付いた。寝返りで蹴とばすからだ。

腕と脚が冷えると悪い夢を見る率が高い。シュラフで寝たときはよく眠れる。

もういっそ年中シュラフのほうが私はいいのかもしれない。