地元の美味しいものを意外と知らない

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同じ市内にこんなイタリアンの店ができて生麺で美味しいだとか、昔から駅前にある焼肉屋がちょっとお高いけどおいしいだとかそういう話を聞くたびに「へえ、そうなん?」とは思うけれど行ったことがない。

 

我が家から徒歩5分のところにも他県からも買いに来る洋菓子店があって、連日賑わっているのだけどろくに食べたことがないからなにがすごいのかさっぱりである。

 

地元の美味しいものというものを私はほとんど知らない。越して三年、駅前にラーメン屋があるのを何かの折で知ったりする。

少しパートナーと遠出した際に「せっかくだからご当地の美味しいものを食べたいな」という話になり「この地域ではこれが有名」みたいなものを調べてみるのだけど、結局よくいくチェーン店や高速のサービスエリアになりがちだ。食にあまり興味がないとはいえちょっと悔しい。

 

今日も今日とて、その土地とまったく関係のない久留米ラーメンを初めて食べてきた。美味しい。美味しいけれど何か違う気がする。

 

地元の美味しいものってどこで知るのだろう。

近所のスーパーでよく売っているマイナーな菓子を地元の菓子なんだ、と思っていたらよその地域にいった際にそちらが発祥で全く関係がなかったなんてこともある。ううむ。

 

店にしてもだ。先日、妹に連れられていったインド料理屋は外観はいつ通り過ぎても閉店しているようにみえていたのだが、中はかなり賑わっていた。あとカレーは無茶苦茶美味しくて感動した。どこで知るのかと聞いたら「当てずっぽうに店に入る」とのことらしい。

 

そう考えると食に関心があるかの方が先なのかもしれない。地元の店や特産を冒険もせず、たまに「美味しいものがたべたい」だなんて私みたいなタイプは今日も家で自炊してちょっとフライを揚げて、揚げたそばから食べるでちょうどいいのかもしれない。

 

でもやっぱり地元の美味しいもの、知りたいし食べてみたいなぁと時々思う。

 

Photo by Mizuho

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