ごはんをもっと気楽に考える

お題「朝食に何を食べていますか?」

こんなに完璧じゃなくていい

前日風邪をひいてダウンしたせいで、珍しく朝からおなかがすいた。

朝から湿度が高い。さて、何を食べようかと台所をあさる。

少し考えて味噌おにぎりをつくることにした。

 

作り方は簡単。①みそとみりんを小さじ1ずつ小皿に入れて混ぜる。(足らなかったら好きな割合で足す)②サランラップでご飯を握る。(さんかくでなくてもいいからとりあえず食べやすいサイズに丸める。塩はつけない。)③フライパンでみそをつけたおにぎりを焼く。以上。私は油をひかない派だけども好みで油をいれて焼くのもありだと思う。へらとかいらない。スプーンでみそつけてやくだけ。

 

日々のごはんをもっと気軽に考えていいと私は常々思う。

料理レシピをみるときいつも思うのが材料が多い、工程が多い、みためにこだわりすぎの三点だ。たとえば白ごはん.comはベーシックな料理が多く、そのレシピ通りにつくればおいしいものが食べられるが時間がかかるものも多い。毎日はできない。

クックパッドは数式間違えてるんじゃないのか?と思えるレシピのオンパレードであたりを引き当てるのが難しいし、かといって料理本なんかを買ってきたってすぐに見なくなる。ハズレが少ないのは作り置きレシピだ。日持ちする上に一度に何品か作ることを前提にしているものが多いので作り方もシンプルなものが多い。

 

おいしくて簡単にできる。誰でも。それが一番だと私は思う。

今は宅配でも冷凍でもおいしいものがあふれているから、納得できて日々続けやすいものなら何でもいいんじゃないかと思う。

シンプルといえば料理研究家リュウジのバズレシピの虚無シリーズは本当にシンプルでおいしいので、料理している感を感じずに作りやすい。虚無トマトパスタ、お気に入りです。

 

凝ったものを毎日作って食べなきゃならないのが私には不思議でたまらない。栄養がとか見た目が大事とかいうけれどそれなら毎日外食がよほどいい。飲食店で働いていた時にシェフに言われたのが「料理を難しく考えるな。焼く、煮る、揚げる、でたいがいのものはうまくなるんだからそれに好きな調味料つけて食えばいいんだよ。」だった。そんなシェフの作る料理はいつもシンプルでめちゃくちゃおいしかった。

以降その考えをもとに料理している。

ごちそうはたまにでいいのだ。

「一汁一菜」という土井さんの言葉があるけれど、はっきりいって一汁をつくるのが私にはめんどくさい。味噌汁をきちんとつくってみればわかるけれど、味噌汁って意外と手のかかる料理なんですよ。忙しい朝にそんなもの毎日作ってられません。だいだい二皿もでてるじゃないか、と思う。それにお茶がついたら三品。食器洗浄機にいれるにしても皿を戻す工程があるのだからもっとシンプルにしたらいいのにと思う。

 

がんばらないで気軽に食べられるものを作れたらそれで上出来でいたい。