空白時間

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月に一度の休暇時間である。

月によってまちまちだけど、だいたい5日間くらい。その間は仕事もしないし、生活に追われもしない。

 

追われない、というのはいいことだ。特に私のようにすぐのめり込んでやりすぎるタイプにとってはこういう時間が約束されているだけで気持ちに余裕を持つことができる。勉強したいと思えば勉強するし、街にでてフラフラと散策することもある。

 

先週はインフルエンザできつかったから、調整するにはちょうどいい感じである。

何か特別なことをするわけではないけれど、なるべくゆっくり過ごすことにしている。

 

こういう予定の一切ない時間を毎月もつ、というのは大切であるように思う。より創造的なことをするためにも働き詰めでいるとバテてしまう感じがする。私の場合体力がない割に、一度集中すると体力ゼロになるまでやる悪癖があるので休みながら働くのだけど、仕事と仕事の間に休む、というのはどうもよく休んだ気がしない。月に一度こうしてまとまった休みの日をもうけるようにしたのは我ながら正解である。

きつくても、まあ、休暇時間があるしな、で済む。

 

それに私の想像力は余白から生まれることがほとんどであり、仕事や生活でいっぱいになって思考していない感じになると自分がどんどんだめになっていく感じになる。自分らしさの欠損とでもいうのか、ポロポロと欠けていってしまう。いろんなことに体を使って体験し、見聞きしてこそ私の感性はより深く磨かれていく。

思考し続けるためには空白時間がなければいけない。

 

生き急ぐことなく、一歩一歩ゆっくりいこうと思う。

 

Photo by bluesilence