気持ちに蓋をしない

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好きでもないけど、ゲームとしてはまあまあな長年やっていたMMORPGをやめた。10年プレイしたゲームなので未練はあるが、最後までどうしても世界観や没入感のなさが好きになれなかった。何度かリセットして一から新しいキャラクターでプレイしてみたけれど、面白いのは一瞬でやっぱり世界観や没入感のなさがネックになってその先が進まない。

 

そういうのは他のゲームでも、本でもある。すごく話題で評価が高くても、どうしても好きになりきれない感じだ。人間関係でもあったりする。

 

頑張って付き合ってみるけれど、やっぱり釈然としなくてもやもやする。もやもやするのはなんでかなと考えてから、「嫌いではないけれどあんまり好きじゃない」「私の好みではない」という気持ちに気づいた。そんなことをいって選り好みするものじゃない、と自分に言い聞かせてきたけれど「好きではない」のにプレイする方がよほど自分にも相手側にも不誠実だよなと思った。

 

ストレージの減ったスマホにゲームが入っていないのは妙な感じだが、いまはプレイしたいゲームアプリがない。落ち着かないが、好きではないもの、納得していないものが表示画面内にないのはスッキリしている。

 

気持ちに蓋をしていたのだなぁと思う。

好きじゃない。だからやらない。

それだけでいいのに。

 

逆になんとなく好き、や離れていても好き、なものもあるわけでそういうものは古くなっても手放さない。もっと素直な気持ちを大事にした方がいいのだろうな。数年前にトラウマになる出来事があって、これ嫌い、ということに抵抗があるのだか、もういい加減蓋をするのも疲れた。好きなことは好きだし、なんとなくでも嫌なものは嫌なのだ。

 

今はとにかくひたすら寝たい。このところひどく疲れていて休む暇がなかったから、三日間くらいしっかり休むことにする。で書けたら書くスタイルにしよう。そう決めたら少しほっとしている自分がいる。今夜は安心して眠れそうだ。

 

Photo by bluesilence