今も昔も好きのままだ

わかるひとにはわかる

車に乗ってラーメン屋から帰る途中、ラジオから急に懐かしいボカロの曲が流れてきて「うわ、懐かしいな!」と思わず聞いてしまった。私もゲーマーとして初音ミクには随分はまったし、今でも初音ミクのフィギュアだの一番くじだのには反応してしまう。

 

かといって私はゲームから初音ミクにハマった側なのでいうほどボカロ曲には詳しくない。どちらかといえばゲーム攻略のために(音ゲーなので)曲を覚えたり、作曲者のクセみたいなものをつかむ目的で聞いていた。なので今でもボカロ曲を聴くと反射的に連続する〇✖️△🔲ボタンが頭に浮かんでしまう。消失なんてね、、もう手がガクガクです。(プレイしたことある人はわかると思う)

 

そのなかでryoさん(supercell)のODDS&ENDSは曲としてすごく好きで、ヘビロテ(ヘビーローテーションの略)していた。彼の曲と歌詞には随分共感できるところがあった。今日改めて聞いたけどやっぱり好きだ。

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あと1年ぶりに初音ミクのゲーム起動したけど面白かった。久しぶりにやると指が追いつかなくてそれがまたくやしいのと楽しいので、笑いながら二時間くらいプレイしてしまった。私は音ゲーに高校生の時に初めて出会って、ドラムマニアポップンミュージックなんかにハマって100円をゲーセンに溶かしまくってきた。今のスマホゲームと違ってゲーセンは一ミリも妥協を許してくれなかった。大学生くらいまでゲーセン通いしていて、そのあとぱったりだったのだけど、今のパートナーに出会って一緒に暮らし始めた頃に中古で初音ミクを買い与えられてPSPでめちゃくちゃやりこんで一週間で全クリした記憶がある。以来、パートナーも筋金入りのゲーマーであることも影響して再び私は音ゲー初音ミクにどハマりしたのである。

 

ボカロP(VOCALOIDボーカロイド)という合成音声技術を用いて楽曲を制作・発表するクリエイターのこと)たちは今何やってるんだろうな〜と調べてみたらまだ現役でされている方がいる一方亡くなってしまったPもいて、時の流れを感じてしまった。でも睡眠不足になる程あの頃はみんなどハマりしていたんだよなと思う。

 

今も初期から現役で作曲されている方はもうプロの領域にいて、新しい曲を聴いてみたら表現に深みがあって、うわ、これもかっこいいなあなんて聞き惚れてしまった。私も10年ブログやったら少しは深みが増すんだろうか。そうなりたいものである。でもそれ以上にボカロPたちみたいにもっとそのものを楽しみたいなと思う。馬鹿みたいな歌詞、馬鹿みたいなリズム、馬鹿みたいなPV、ああいう無邪気さが私もほしい。それは大人気ないかもしれないけれど、楽しい人には違いない。