生活をマニュアル化する

『それって必要?』というまさに私の初めての記事と同じタイトルの本を見つけてしまったので借りてしまった。作者は筆子さんという女性の方で、いらないものを手放して生活を楽にしましょう、という内容だった。私の考えとかぶるところもあるし、より具体的な手法で解説しているところもあってさらっと読めてしまった。

 

 

この本はあくまでどちらと言えば内向型で、片付いているほうがすっきりする、と感じている人向けの本だと思う。ものをコレクションしたり、逆に変に片付くともうなにがなんだかわからなくなるタイプの人には「いらないものを手放す」が「そんなもんないやい」となりがちなので別の方法を模索したほうがいい。

 

この本の中で私がとりわけ惹かれたのは「家事こそマニュアルが必要です」という文言。私もこれには激しく同意する。毎日の生活をするにあたって、手当たり次第にやっているのでは非効率だ。例えば私は最近作り置きストックで一週間をまわしていないが、それでも野菜類はすぐに食べられるように買ってきたらカットしてゆでておいたり、副菜を作っておく。そうすることで冷蔵庫に空きができるし、付け合わせやサラダにしてすぐ食べることができるからだ。

 

洗濯においても以前は靴下類と比較的綺麗な衣料を別々に洗っていたが、今は靴下等汚れたものは風呂ついでに洗面所で石鹸で予洗いして、同じかごにいれている。そうすることで洗濯機を二度回す手間が省ける。

 

トイレ掃除やガス、水道回りも使うたびに綺麗にすれば寝る前になって疲れた体でする必要もない。もし掃除をそぼって黒ずみができたらそれ用の洗浄剤を買ってきてすぐにできるようにルール化(具体的な商品名まで)してある。

 

私も健康についてルール化していないことに気づいたので、本を読み終えてあすけんをいれて食べたものを記録することにした。以前使った時は使いにくかった印象があるけれど、今はコースもいろいろあってとても使いやすくなっている。足りている栄養素、足りていない栄養素、必要摂取カロリー、必要な運動量が一目でわかって非常に便利だ。アドバイスをもらえるのもなかなかいい。

 

日々のタスクや、やりたいことや、本の感想や、記事のネタ作りなど一括でみられるようにしたいので今はNotionを勉強中だ。登録だけしたものの、うまく使いこなせていない感じがしたので図書館で本を借りてきた。こちらの話も後日紹介しようと考えている。

 

このところ記事が連日書けなくて少しつらいのだけど、これも自分で決めた「21時ルール」「発熱時は書かない」「けして無理はしない」というルールにのっとっている。自分なりのルールがあると不必要な自己否定をしなくて済む

 

生活のことって大体どの家も我流だったりして、マニュアルがないと感じる。決まったやり方がないことを覚えるのは素人には難しいからやらないか、我流で模索するかになってしまう。そして我流が苦手な私みたいなタイプはたちまち詰む。やって覚えろの前にマニュアルがほしい。逆にマニュアルがあれば意外と多くのことはなんとかなるのだと思う。最終的に行動して覚えるしかないにせよ、視覚的に理解するのは事前準備としてとても大切なことだ。

 

既にやっていることについて改めて本を読んでみるのも発見があって面白い。

 

Photo by すしぱく

配管が通った天井のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20210132019post-32981.html