開けたり閉めたり

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写真:電車内から仙台空港を望む


仙台で仙台空港アクセス線に乗ったら電車のドアをボタンで開閉するシステムで、発車まで乗るたびに皆あけて、しめて、をやっていて効率的なのか非効率的なのかわからないよね、と思った。まあ、冬は寒い地域なのでドア開けっぱなしにしてると冷えるだろ!って感覚に近いのかもしれない。

そして私は自分でドア開閉する電車初体験で、降りる時にめちゃくちゃ緊張した。

ああいうのない外の人間からすると、「いや、そこ立ってても勝手にあかんし。きちんと閉めてや。」は難易度高い気がする。

先に乗った電車の中からホームみてたら、スーツケース持ったサラリーマンがドアの前に突っ立っていて、人は乗ってるのにドア閉まってる状況に軽く首を傾げている横を地元の女子高生がボタン押して駆け込むのをみて後に続いていた。

 


しかしよく考えてみれば、地元じゃこれが普通がよその人間には「え?」てなことはよくあることだ。例えば私の住む町ではバスの運賃後払い制だ。あと、paypay、現金は使えるけど大手のスーパー以外でクレカ、交通系ICは使えないはデフォルトだったりする。たとえ駅前のタリーズだろうがクレカが使えないのは当たり前な世界なのである。バスがもう来たか、来てないかアプリや乗り場でわかることもない。深夜バスはおろか夜の22時台にバスはない。切らずに付属のタレで調理するだけのミールキットはたとえ大手スーパーでもほぼ皆無である。私の町では当然料理は材料買って一から作るよね、が当たり前なのである。

 


まあそんなこんなでぼちぼち楽しかった宮城県旅?(実質仕事)もいよいよ終わりで我が家に帰宅する。旅らしいことしてないのだけど、地元民に混ざって電車乗ったりスーパーにいくのはその土地のことが少しだけ見えて楽しい。雪を被った山々と吹き下ろす冷たい風とお別れかと思うと寂しいがまたこよう。ちなみに無茶苦茶冬寒いよ、宮城県ヒートテック上下とマフラーと分厚い毛糸のソックスはいて尚且つウール100%のセーターきてても日中普通に寒い。陽が落ちると凍るような冷たさがどかっとくる。宮城県きて、はじめに行く場所がユニクロという私みたいなことにならないように、冬行く際は万全の装備で行くべき土地。(しかも仙台駅前は着膨れしてないおしゃれな老若男女が多い。)

 


さて、帰宅して日常生活に戻るとしよう。人はどんなところにだって、力強く、たくましく生きていく生き物なのだ。私もたくましく生きれるところまで生きて行こうと思う。