いつかはきっと枯れるから

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私の昔の口癖は「時間がない」であった。

お金でもなく、体力でもない。

今考えるとそのうち金と体力は確実になかったのだが、とにかく「時間がない」というのが私の口癖だった。

 

今も「時間がないなー。1日60時間にのびないかなぁ。」とぼんやり考えることはあるが、あれやこれやとやりたいことや集中している時間が増えたのだろう。健康的な生活をしようと思うとなおさら時間が足りない。

思うに睡眠で7時間もとられるのはどうなのだろう?食事や食事の準備に1日3回はいくらなんでも多過ぎやしないか?仕事に子供や親の世話に人付き合いに家の掃除にしていたらあまりにプライベートな時間が少なすぎる。

 

私は遊んでだらだらする時間が睡眠時間と同じくらい欲しいと思う。よく遊んでよくだらだらするとだいたい良いアイデアが浮かんだりするし、元気になるものだ。

 

まあだからといって今日から「1日60時間になりました〜」とかなっても、人間は慣性の法則に従う生き物なので就労時間も倍くらいになって、あれ???変わってないんじゃない???になりそうである。それを回避するには遠い目標を持って生きることであり、目標と今がつながるようなシナリオを頭の中でもつことだと思う。

 

今の行動は目標のどこに繋がるのか、意識を持って生きると書くと真面目で自分らしくない気もするのだけど、ようは別に何をしてもいいけどいつも目標を頭の隅においておくのである。すると自分の行動が意味を持ち始める。

無料なんだから、やってみて損はない。

 

あと日常生活は効率化するに限る。

仕事も家事も今の1/6くらいに効率化できると思って動くといい。会社や学校は時間が決まってるからそこは動かせないにせよ他は効率化した方がいいと思う。ちなみに服や物や食べるものにこだわりをもたないとラクである。

私は季節ごとに3パターン(実質2パターン)の服と自分の今の部屋の収納におさまるだけのものと、いつも食べるものはだいたい決まっている。それで健康診断で肥満と言われたことも栄養不足と言われたことはない。

病気はなるときにはなるのだから、ごちゃごちゃ考えても無駄である。

 

本当にいつかはきっと枯れるのだから、目標持って生きた方がいいと思う。「時間がない」と現実は変えられないと嘆いていた若かりし自分にエールを今送ろう。

「ごちゃごちゃいってないで、やりたいことを全力でやれ!!世界は生きることは自分が思っているより楽勝で超楽しいから!!!」

考えてから動くことは大事だが、考えすぎて動けなくなっているのなら一歩動き出してみたらいいのだと思う。

 

Photo by bluesilence