再び仙台に来る機会に恵まれて、今回は余力があるため秋保温泉を含めた一人旅をすることにした。行きたい場所は多いが仙台駅周辺は広いのと宿のバスの時間の都合でかなり厳選した。
はじまりは勾当台公園から。アクセス線に乗って長町下車→地下鉄乗換。仙台駅で乗り換えてもいいけど、仙台駅は大混雑なので長町乗り換えにした。
まずはここ。三階にあがると図書館戦争を読んだ人ならニヤッとする例の文章が。
図書館なのにすごくおしゃれで、オフィスみたいな造り。図書館内にエスカレーターがあるんですよ、信じられますか?
蔵書は半端ない。(40万冊ほどあります)
オペラ対訳ライブラリーが全部揃ってるのはじめてみた。全体的に開放的で一日いられる図書館。というか、周辺食べるところたくさんあるので困ることはない。
あと本がきちんと管理されていて、老いも若きもきていて、みなきちんとしているのが印象的。もちろん学習スペースもおしゃれ。(受付制)県立図書館まで行こうかと考えていたけれど、もうここでいいんじゃないかっていう。
田舎の図書館は少し見習ってほしい。
一階のカフェもモダンで美しい。
藤や
勾当台公園から徒歩10分。古くからある食事処かつ甘味どころ。孤独のグルメにでてきそうな店。11時半前に伺ったがすでに地元の人がちらほら。ごく普通の家(田舎のばあちゃんち)なので中は狭いが座席もあるので大丈夫。
冷やし中華が年中食べられる店。水は運んできてくれるけど、注文も会計も口頭なので要注意。ストーブガンガン炊いてくれてるし、店の人が客をよくみてるいい店。きゅうりさくさく、メンマも紅生姜ものった昔ながらの冷やし中華美味しかった。また行く。
お腹いっぱいになったので商店街をぬけて、仙台駅に向かうことに。途中でむすび丸を発見したり、路地に立派な不動明王をみつけたり、ずんだシェイクの誘惑に負けそうになりながら歩いていく。
白松がモナカ(一番町店)
目当ての品を買いに商店街の中の店舗へ。何故私がこの店を知っていたのかは自分でも謎。多分昔(3〜4歳頃)松島きたときにCMを覚えていたんだろうな。ネットでみて囲碁よろしくというモナカを購入したが、店舗内にはいろんな商品があってモナカ好きとしては非常に迷う。猫の羊羹もあった。駅中にもあるけど商店街の方がひろくて空いていてゆっくり選べると思う。店員さんに仙台駅の方面きいたらでて左手商店街ひたすらまっすぐですと言われた。結構距離あるんだよなぁ。
S-PAL(地下)
仙台駅に戻ってきた。食事、土産、とりあえずここにいけば間違いない。それくらい店たくさんあります。個人的には三全が充実していていいと思った(萩の月で有名な店)。なかなか賑わっている。ずんだ好きの人には右も左もずんだ菓子ばかりで天国なので破産しないように要注意。覚えておいてほしいのですが、モナカは日持ちあまりしません。(目安は10日)買うならすぐ食べるを前提に買いましょう。私は土産に柏屋のバターミルクケーキとジャガビーずんだ味を買って送りました。柏屋は福島ですが、日持ちを考えたら選ぶ余地あまりなかった。ここでしか買えない限定の青箱にしたから多分セーフ。
ずんだ茶寮(喫茶)
ずんだといえばとりあえずここ。生ずんだをいただける。前回泣く泣く断念したので昼を食べたばかりだというのにずんだ餅を食べた。駅中、新幹線乗り場近くにあるためわりと混んでいるが平日昼ならまあまあ空いている。塩昆布付きがありがたい。仙台きたら右も左もずんだばかりだが、意外とその場で食べられる店は商店街の方に行かないとなかったりするのでありがたい。もちろん黒豆茶やコーヒーもあるので休憩処としても○。席確保してからカウンターで注文形式。
ずんだ餅はやわらかくて非常においしい。ずんだシェイク未体験の人はずんだシェイクもおすすめ。ここのずんだシェイクは甘めです。ずんだ茶寮喫茶はS-PALの地下にもあります。
そういえば仙台2度目だけどまだずんだもんも東北ずん子にもあってないのだけど彼らは何処?
S-PAL東館2階
ずんだと牛タンに少々疲れたので移動。ここもこじんまりながら土産屋がある。東北の菓子や酒があるのでおしゃれなものをお探しならこちら。日持ちするものが多い印象。宿行く前に買おうと決めていた個包装のいちごカステラが翌日には売り切れてた。近くに喜久水庵があって、そこでもずんだシェイクあり。こちらのシェイクは甘さ控えめなのであっさりが好きな人向け。ちなみに三階はおしゃれなレストラン街(駅直結)なので駅近でおしゃれに食べたい人にはいいかもしれない。ただし平日昼でも大変混雑。私は歩き疲れ&人酔いしました。
華乃湯
時間になったので仙台駅から予約した宿のバスに乗って秋保温泉へ。昭和のバブルの産物を思い出させる大変歴史のあるお宿。ひろい。とにかくひろい。そして温泉はこじんまりで熱い。痺れる熱さである。(真冬で汗かくレベル)ロビーで飲み物食べ物食べ放題。ちょっとしたつまみとお菓子、ドリンクバー、ビールあり。(オールインクルーシブ)私は飲めない人なので水飲んでさっさと部屋へ。仙台駅から車で40分の位置にありながら気づくと秘境。そして住宅街のなかに宿が建ち並んでいる。風景は鬼怒川に近いが、秘境感はこちらの方がある。古さはあるが綺麗で清潔感があり、全体的なホテル群も朽ちていないので寂しくはない。あきうはなちゃん(華乃湯オリジナルキャラクター)のアピールがすごい。缶バッジガチャをまわしてしまった。(300円)
なんといってもここのメインはバイキング式の夕食であり、一食で一日のカロリーオーバーしそうなレベルなので注意されたし。なお、鯛めしと漬物が大変おいしいので行かれる方はぜひ食べてほしい。
とまあ、なかなか普段引きこもりがちなくせに詰め込んだわけだけど、他にも行きたい団子屋とかモナカ屋とか古本屋、ブルージャイアントの聖地巡りもしたくて全く時間が足りない。ブルージャイアントは治安悪い場所も含まれてるからちょっと行くのに勇気がいるんだよなぁ。
ちなみにお土産もずんだシェイクも、仙台空港で充分なので人混み嫌な方は空港アクセス線で仙台空港に行きましょう。デッキからの眺めもおすすめです。飛行機が近くて好きな人には最高の場所。仙台空港にある戦闘機ガチャがめちゃくちゃカッコいいのです!
食べるところに困ったら、アクセス線で杜せきのしたで下車すれば大きなイオン直結です。結局普段食べ慣れているものを食べるのが一番楽だったりする。丸亀製麺のありがたみよ…。
なんだかんだで勾当台公園周辺がそれなりににぎやかで、デパートも店も揃っているのでコンパクトに回りたい方は地下鉄かバスで一番町の商店街いけば間違いないかな。市民図書館もあるし。図書館戦争の舞台のひとつであり、100万冊の本を求め宮城県立図書館へいきたいけど地下鉄乗換で泉中央下車、そこからバスで仙台駅から45分はかかるので車なしだときついなーでも行きたいなーと思いながらいまだ叶わず。(前回は休みだった)本当に仙台は大都市すぎて目が回るので、内向型タイプはあらかじめ行き先決めてから行ったほうがいいし、バスは人多いので出来るだけJR・地下鉄利用が楽だと思う。
車で移動する予定のある方は仙台駅周辺は大変混み合うのでかなりの時間の余裕をもって移動をおすすめします。
こんな旅行記を書いてみたけど、仙台の魅力は1記事では表せない。なので多分また行きます。