極力何もしないというのを徹底してやってみたら、見事に部屋が汚れ、寝不足で風邪をひき、口内炎ができて、プチ鬱になったので流石に三日で根を上げて外に出て運動し、部屋に掃除機をかけ、ビタミンをとり、鼻も口もよく洗った。
せめてやりたいと思ったことは片っ端からやる、ほうが良かったのかもしれないが激荒れしそうだったのでそれならいっそ何もしないほうに挑戦しようと思ったのである。
正直に言って、おすすめはしない。時間は恐ろしく長く感じられるし、極力なにもしないとなると外食や簡単な料理、サラダとかパン数枚と肉とかになる。お菓子を見てもこんなんじゃ時間をつぶせない、とため息が出る始末である。
モニターをけしても静かにはならないし、オートでゲームを一日回してレベルがバカみたいにあがるのをたまにチェックするだけなのはもはや機械のメーターがきちんと稼働しているかどうかをみるようなものである。ただの確認作業にすぎない。
ブログを書かないというのは変な気分であるし、何かアニメやゲームをみてもだんだんどうでも良い気持ちになってくる。思考していない感じがする。どう思われてもいいや、と考えてみても順調にアクセスがあり、普段ブックマークしないような人から過去記事をブックマークされると「多分すごい心配されてるんだろうなあ。」と自責の念がわいてくる。
で、思ったのは私には何もやらないで生きる、みたいなのは無理だということだ。多少の不便さが私を活かしているし、多少の困難や面倒くささが思考をまわしつづけてくれている。
好きで今のライフステージにいるんだと感じた。
静寂の中で暮らしたいというブログタイトルは生活を大事にしながら極力静かに暮らしたいという願いからつけたものだが、そもそも生活とは静かになり得ないものである。一人だろうが二人だろうが、三人だろうが、生きることはそもそも騒がしい。だから極力なにかをカットしても静かになるどころか軽い鬱になるだけである。それより遊びと生活のバランスをよくするほうが健全だと思う。あと食事は大事だし、健康体重で体脂肪率が20%以下ならダイエットなんていらない。鬱になるくらいなら今すぐおやめなさいと言いたい。
自分を幸せにするためになにかを犠牲にする必要はないし、与えられるのを待つ必要もない。原因と結果は必ずしもイコールではないし、ゴールが先でハウ(どのように)はあとでいい。
たった今なりたい自分がやっているだろう行動をして、自分がいいと思える自分でいたほうがいい。
まあそんなわけで惰性で飲んでいたコンビニやチェーン店のカフェラテをすっぱりやめて、昨日はアメリカンコーヒーを二杯飲み、昼はサイゼリヤで食べたいだけ食べてよくよく歩いて帰宅し、ニンテンドースイッチでスプラトゥーン3を夜11時までプレイしたのだけど体の中のエネルギーがきちんと回っている感じがする。
更新がなくて心配かけた人にはすみませんでした。ちゃんと生きてます。試しになにもしなかったらどうなるか実験しようとやってみたら見事にプチ鬱になって、文字通りなにもできなくなるという結果を得たのでこれより帰還したいと思います。
今鬱気味の人は動いてない可能性非常に高いのでゲームでもなんでもいいからとにかく動いて頭回して体動かした方がいいと思う。あと外出て日光浴びて。無理しない範囲で家の敷地から一歩外出て戻るで全く構わないんで。これを私はピヨ歩きと呼んでるのだけど(うちのインコは寒いと一歩外出てすぐヒーターまで戻るから)、たかがピヨ歩き、されどピヨ歩き。窓開けて解消しようとしないで、きちんと靴履いて一歩外に出たほうがいい。
そして在宅ワーカーの人や家に篭りがちな人は本当に気をつけましょう。まあ私みたいな極端なことやる人はいないと思いたいけど、すでに思い当たる人がいたらとりあえず今日一食だけでもきちんと作って食べて、ピヨ歩きして、好きなこと、やりたかったことを1時間はやって欲しいと思う。
