最近休みの日の過ごし方というのは、アクティブにどこかに出かける事が多いのだが物流倉庫で単発バイトをする回数が増えてきたので体力フル稼働でどうも疲れが抜けきらない日を送っている。とはいえ、体を動かして一日歩き回って汗をかいているとこの上なく気持ちがいい。昔っからあてもなく冒険だとかいって外をフラフラ歩き続ける癖はあったから性に合っているのだろう。甲状腺のせいで倉庫バイト行く日は心拍数上がりすぎて寝つきが悪いことを除けば私にとって最高である。
今日は久しぶりに一日家で過ごせそうなのでゲームやら本やら楽しみなのであるが、ここのところあまりブログ更新ができていないのと、ああこの記事いいなあ素敵だなあと思うストックが増えているので今日はそれについてかいてみようと思う。
一つ目はゆきにーさん。
ずっと前に少しだけ書いた気もするけど私は密かに長年のファンである。
この人の文章は人生哲学だなと思う。自分とは全く違ってとても真面目で堅実な人なのだろうなあと想像するのだけど、たまにいつもと違う感じの文章を書いていたりするのを見ると「お、そんなこと考えてるの？」「そんなことまで書いちゃうの？」という意外性があったりして暇さえあればよくこの人のブログを読んでいる。
とはいえある意味大御所なんじゃなかろうか・・と思うほど圧倒的記事数、年数で私なんかがこの人の文章について言及するのはおこがましいと思うのだけどこの記事を読んでひどくうなづけるところがあって書きたくなったのだから仕方がない。
私はアクティブなところも結構あって故に他人からは「外向型でしょ」と言われるのだけど実際は効きのわるいエアコンのごとくゴリゴリの内向型である。一日フルで働くと三日は回復せず、マルチタスクができない。話すと疲れるから聞いて話を広げることをやるのだが、消耗が激しい。その上誰とでも話すくせにリアルの友人がおそらくほとんどいない。おそらく、と書いたのは「友達だと思ってたのに」といわれるパターンがあるためで私が意識していないケースがあるかもしれないからだ。
万年一人でも楽しいタイプで、一人の方が気が楽なタイプ。共感性がほぼ皆無。
といえ私は他人に興味がないわけではない。人並みには寂しい時もある。
そんな私を心配していろんな大人が私に人と接触する機会を与えてくれるのだが、その中にまさにこの記事の「暴露療法」をさせられたことがあり、また身内や近い人と話す、ということをさせられたのだ。はっきりいって余計なお世話であった。
私は相手が誰であろうが話すが、話をしてみて「ああ合わないな」と思う人や「無理だな」と思う人とは距離を置いている。家族やその当時勤めていた職場の人たちは私にとって合わない人たちなので距離を置いていたのだが、それを無理やりさせられて二週間くらいで真っ黒い笑顔で「悪いけど無理です。放っておいてください。」と言ってしまい以来何を言われてもスルーである。それでいて仕事は淡々とするから「あの人はやばい」とまで言われて蚊がぶんぶんうるさいなあと本気で思っていた。今思うと彼らなりに気を遣ってくれていたのだと思うが、当時の私は「中身のないことを話すのは時間の無駄」と本気で思っていたのだ。仕事をする上でコミュニケーションは大切だと実感したのはここ最近のことで、でも相変わらず仕事が終わった瞬間私は一人の世界に入る。
ゆきにーさんのブログを読むたびに思うのはこの人実際会って話してみたらすごく面白い人なんだろうなあということであり（なにせ思考の量が圧倒的にすごい）、記事を読んでそんな人が人付き合いで悩んでいるなんて嘘だろ！？と思ったのである。多分私以外にもゆきにーさんファンいっぱいいるだろうと本気で思っている。ファンとして個人的なわがままを言わせてもらうとゆきにーさんはそのままで十分魅力的な人だからそのままでいてほしい。けどそんな人がそれなりに悩んでリアルでも話すようにしている、なんて書いているのを読んで「うわーどこまでこの人の生き方はかっこいいんだ！すごい！！！！」と私は思ってしまう。同時に私も凝り固まっていたらいかんなあと思うのだ。そのくらい勝手に影響を受けている。だからゆっくり無理せずにやってほしいなあというのが私の願いである。本当に内向型って外にパワー使うと疲れてしまうから。
つづく。
Photo by エリー
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