楽しくないことをしない

普段は好きでしていても、楽しくないときがある。

飽きるというのとは少し違って、どう工夫しても楽しくない。

そんな時、私は無理してそれをすることをやめる。

 

だいだい「しなければ」と考えているときほどしなくていいことをしてしまう気がする。私は何度か転職したし、良いも悪いも自分にとって何が心地よいのかはある程度把握しているから冷静な時は「まあしなきゃいけないことはなにもないのだ。」という感じだ。仕事だって行きたくなければいかなくてよいし、毎日のご飯だって食べたくなければ食べなくてもいいのである。

 

話を戻そう。やっていて楽しくないことをずっと続けるのは苦痛である。

そして時間がもったいない。

その手を止めて、温かいお茶となにかお菓子でもつまんでしばらくぼうっとする。

ぼうっとしているとふつふつと自分が今どういう状態にあるか見えてくる感じがする。

 

そうはいっても期限があったりするとあせるのだけど、焦ったところで楽しくなるわけでもない。休みの日になにをしようかと考えて思いつかなくて一日が終わる感じになってしまう。それならもういっそ、今日は一日ぼうっとしてました、でいい気がする。

なにもしない休日、いいじゃないですか。私は結構好きだったりする。

 

それに楽しいという感情がわいてこなかったからと言ってどうということはない。

普段は楽しくても今楽しくないっていうのは、今日は、たまたまそういう気分だってだけでそれ以上でもそれ以下でもないように思う。

そう考えたら私は少し楽になる気がする。

 

Photo by エリー

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