あなたってcleverだね、とパートナーに言われたので思わず「えっ、それどういう意味?」と思わず聞き返してしまった。「賢いって意味だよ」というので「え、賢いってsmartやintelligentじゃないの?まあintelligentはニュアンス的に違うと思うけど・・」と返したら「cleverはずる賢いとか機転が利くって意味だよ。」と言う。
ううむ、なんだか褒められてる気がしないなあ、というと「いやいや、日本語でずる賢いも機転が利くも頭いい印象でしょ。smartはあなたはちょっと違うし」と言う。
なんだか納得できそうでできなかったのでchatgptに助けてもらうことにした。
gptによればsmartは”知的で頭がいい”と言う意味らしい。問題解決能力や知識が豊富で、論理的に物事を考えられる人を指すそうだ。
一方、cleverは創造的で機転が利く、工夫して物事を解決する人に使われるそう。
時にはずる賢さや瞬間的ひらめきや機転があることを強調するニュアンスもある。
抜け目がないとかうまくやる、といった意味も含まれる。
な、なるほどsmartは知的・学術的で、cleverは柔軟な考え方に基づく賢さってわけだ。
まあ褒められているのはわかった。そこで気になるのはintelligentとの違いだ。
これもgptに聞いてみた。
intelligentは学問的な知性や知的能力を指し、ニュアンスとしては生まれ持った能力や学んだ知識が優れていることを指す。
一方smartは実生活や実用的な賢さ、状況に応じた判断力を意味するらしい。
ほうほう、なるほど。だいぶ違う。
まとめてみよう。
smart→一般的に頭がいいね、のニュアンスでいう言葉。例)彼女は知的だ。
clever→機転が利くね、そのひらめき力すごいね、的な言葉。
intelligent→学術的賢さ。例)あの人はこのジャンルで最も優れた人だ。(ケースによっては皮肉になってしまいかねない)
まあ他にも賢さを意味する言葉はあるのだけど、知らないで使うと大変なことになってしまうなあと思った。こうして調べてみると面白いよね。
それにしても真昼に急にcleverだね、とか言われると思っておらずびっくりしてしまった。パートナーは以前にも私に対してedgeが効いてると言ったことがあり、その時も「はい???」と聞き返してしまったのだけど、尖ってる、個性的で独創的な意味合いで言ったそうだ。全くパートナーの頭の回転の速さ、語彙力には驚かされるばかりであり、パートナーはとてもsmartであると私は思っている。
さてさて、これを読んでいるあなたはどんなふうに褒められたら嬉しいだろうか。
少しそういうことを妄想してみるのも楽しいかもよ。
Photo by すしぱく
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